【1日目】パチスロの仕組み【7日でわかるパチスロの稼ぎ方講座】

【1日目】パチスロの仕組み

「7日でわかるパチスロの稼ぎ方講座」へようこそ!

今日から7日間、1記事ずつ読み進めてもらうだけで、あなたはパチスロの稼ぎ方を理解できるようになる。

本当にそんな事が可能なのか?と疑問を持った人も多いかも知れない。

結論から言えば、誰でも稼げるようになると言って差し支えないだろう。

出来るだけ早く稼げるようになりたい人は、1日に2記事や3記事と読み進めてもらっても構わない。

しかし、あまり読み急ぐと内容が頭に入ってこない可能性があるため、出来る事ならじっくりと読み込んで欲しい。

本講座では、すでにパチスロの打ち方は理解していて、ホールで打ったこともある人を想定している。

なので、いわゆる「パチスロ初心者講座」のような内容は割愛している。

基本的な打ち方などは知っているが、どうやったらパチスロで勝てるのか、どうにかパチスロで勝てるようになりたいという人に向けた「本当に勝てるようになる」講座だ。

内容は決して難しいものではないが、かといって流し読みで楽々身に付くほど簡単とも言えない。

じっくりと7日間分を読み進めてもらいたい。

それでは1日目、パチスロの仕組みについて説明して行こう。

今回の内容は、ある程度以上パチスロに精通している人は読み飛ばしてもらっても構わない内容だが、1日目という事で、まずは肩慣らしと思って付き合ってもらえると有難い。

これまでパチスロを打ってきた経験はあっても、意外と知らない知識もあると思われるので、出来ればじっくりと読み進めてもらいたい。

本講座の講師について

ナナカセアイコン

まずは簡単に、自己紹介をさせてもらいます。

当講座、「7日でわかるパチスロの稼ぎ方」で講師を務めるナナカセと申します。

私は以前、パチスロの稼ぎで生計を立てていた時期があった者です。

いわゆるスロプロとか、専業などと呼ばれる生き方をしていたわけです。

現在は他の収入源を得て、パチスロは実益を兼ねた趣味の範疇で楽しんでいますが、元々がパチスロ大好き人間であるため、ほとんど毎日のように夜から稼働に勤しんでいます。

もちろん現在でも年間収支でマイナスに転落した事はなく、毎年それなりのプラス収支で終えることが出来ています。

本講座では、自分が培ってきた経験をもとにして、パチスロで稼ぐために必要な知識や情報、情報の入手方法などについて、7日間みっちりと解説して行きます。

一日一日が非常に濃密な内容になると思いますので、一日一記事をじっくりと読み込んでもらった方が良いと思います。

今現在は自己紹介ということで、です・ます調の文章で書いていますが、講座の本文については、である調で書いて行こうと思います。

すこしお堅い雰囲気に感じられてしまうかも知れませんが、より講義然とした信頼度の高い読み物として、実りのある講座として行きたい意志の反映としてご理解頂ければ幸いです。

「パチスロ」とは?

©KITAC

あらためて「パチスロ」とは何か、これをまずは説明したい。

パチスロとは「パチンコ型スロットマシン」の略称であり、堅苦しい言い方だと「回胴式遊技機(かいどうしきゆうぎき)」とも言う。

恐らくこの記事を読んでいる人は、一度はパチスロに触れた事がある人だろう。

ゆえに一から説明することはしないが、簡単に言えば「パチンコ屋の中にあるスロットマシン」の事だ。

少し前までは、メダルを使って遊ぶものだと言えば良かったが、今現在まさに過渡期であり、そうとも言えなくなっている点が少々煩わしい。

お分かりだろうと思うが、メダルレス遊技機、スマートパチスロを略して「スマスロ」と言われているものが登場した事で、メダルを使わないパチスロが登場している。

そういった意味では、パチスロの定義は「レバーを叩いてリールを回転させ、そのリールをストップボタンを押す事で停止させる遊戯」と言うべきかもしれない。

機種の種類としては、ボーナスのみで出玉を増やすノーマルタイプ、アシストリプレイタイム(ART)によって出玉を増やすART機、アシストタイム(AT)によって出玉を増やすAT機といったような分類がある。

このへんの仕様について詳しく説明する事は、本講座の趣旨からはズレるため割愛する。

本講座はあくまでも、パチスロをある程度打った経験のある打ち手が、「本当に勝てるパチスロの打ち方」を身に着ける事を目的としたものであるため、パチスロの概要についての説明はここで終了とする。

抽選の仕組み

パチスロとは何かという問いについては、恐らくほとんどの人が「それは知ってる」という反応をしている事だろう。

正式名称といったようなものは知らない人が多かったかもしれないが、それ自体は知っておく必要は特にない、雑学以外の何ものでもないため、別段覚える必要もない。

しかし、これから説明するパチスロ抽選の仕組みについては、やはり知っておいた方が良いだろう。

パチスロでボーナスやART、ATのような付加機能をどのように抽選しているか、その仕組みは知っているだろうか。

ここでも「知ってる」という人は、パチスロについての知識が充実している人だろうから、この項は読み飛ばしてもらっても構わない。

しかし、実際のところ「言われてみると良く知らない」という人の方が、パチスロユーザーの中でも多数派を占めるのではないかと予想される。

パチスロにおける抽選の多くは、レバーオンで行われている。

ここで言うレバーとは、リールを回転させる時に叩く先っぽに丸い玉がついた棒(一般的にストップボタンの左横に付いている)の事だが、あのレバーを上下に傾けてリールを回転させた瞬間に、あらゆる抽選を行っているのだ。

基本的には「レバーを叩く」と表現するが、上から下に叩くだけではなく、何れかの方向に傾ける事でリール回転を始動させられる。

そのレバーオン時に、「乱数」というものを台の内部では取得している。

その取得した乱数によって、様々な結果をこちらに提示してくる。

乱数というのは数学用語であり、IT用語でもあるが、つまるところは「ランダムな数」という意味である。

もう少し噛み砕いて説明すると、つまりはレバーオン時に毎回クジを引いているようなものだ。

クジ引きをする時に、最初から自分が引くクジの内容を把握しているという事は基本的にない。

同様にレバーオン抽選で引き当てた乱数も、どのような乱数(ランダムな数)を引き当てるかは、引いてみるまで分からない。

クジ引きと異なり、パチスロの場合は乱数を引いてからも打ち手側にはその数字を開示せず、その乱数に対応したボーナスや小役などを台がユーザーに提示する仕組みとなっている。

そこで「ボーナス当たり」とか「ART当たり」とか、そういった当たりクジを引き当てれば、ボーナスやARTを獲得できる・・・非常にザックリ表現すると、そう言う事になる。

実際には、「ボーナス付きのチェリー」とか「ART付きのスイカ」とか、そんな感じの抽選をしているのだが、ともかく抽選は基本的にレバーオンで行っているのだ。

とは言え、全てのケースでそうではなく、例外的な状況も存在する。

例えば、機種によってはARTの継続抽選などは、ストップボタンの第3停止を離した瞬間に行っていたりするものもある。

他にも特殊なタイミングで何かしらの抽選を行っている事も無くはない。

しかし、ボーナスや小役のようなものは、あくまでもレバーオンで抽選しており、ストップボタン停止時に小役を抽選するような事は、規則上できない。

このへんの規則に関しての説明は、パチスロで稼ぐための稼働術とは関係ない話となるので、これ以上の深掘りはしない。

ともかく、基本的にはパチスロにおいて様々な抽選はレバーオンで行っていると思っておいて間違いない。

レバーオンで「乱数」と呼ばれるクジを引いて、その結果をリールを止める事で確認しているのが、パチスロ抽選の基本的な仕組みなのである。

乱数は狙えない

レバーオン抽選をクジ引きととらえれば、当然当たりクジを引きたいと思うだろう。

もしその乱数というクジ引きで、確実に当たりクジを引く方法があれば、確実な勝利が約束される・・・そう思うだろう。

しかし世の中そんなに甘くない、当たりクジを確実に引き当てる事なんて出来るわけもない・・・と思うだろうか?

実は、古の時代にはそういった事が不可能ではない状況も存在したのだ。

今でもホールの館内アナウンスで、「体感機」というワードを耳にする事があるかもしれない。

かつては今と違い、パチスロがもっと簡素でボロい設計だった頃、一定のリズムを体に覚えさせて、そのリズムでレバーを叩く事によって当たりクジを引き当てる確率を上げる事が出来た時代があった。

その一定の間隔で刻まれるリズムを体に伝えるペースメーカーが、体感機というものである。

体感機の利用は不正行為として、ホールからの処罰対象になる。

ホールが処罰対象行為にしているということは、今でも体感機を利用すれば当たりクジを狙い撃ちできるんじゃないかと思うかも知れない。

答えは、否。

現在のパチスロは、昔のような簡素でボロい仕様ではない。

そういった攻略打ちに完全対応したものになっているため、仮に体感機を使ったとしても、当たり乱数を狙い撃つなんて事は、全くもって不可能な話だ。

体感機を使おうが使うまいが、当たりの乱数だけ狙い撃つような事はできない。

できないことに対して真剣に思案しても仕方ないので、そんな事を考えるのは酔狂な楽しみだけに留めるべきだろう。

もちろん、そんな酔狂を酔狂として楽しむ分には、なんの問題ない。

狙えないのは確かだが、狙うのは自由なのだから、そういった意識で打つ分には個人の自由である。

しかし当講座の趣旨は、酔狂を楽しみ酔狂に遊ぶことを推奨することではない。

伝える内容は、「勝てる立ち回り」である。

パチスロの稼ぎ方を身に着ける事が本旨であるため、当たり乱数を狙い撃つというような粋な発想は、いったん頭から消し去るべきだろう。

そういった楽しみ方は、パチスロの稼ぎ方をしっかりと身に着けた後、存分に満喫してもらいたい。

後釜の結果は気にしない

「後釜を掘られる」・・・そんな言葉がある。

パチンコやパチスロの用語としては、「釜を掘られる」と言う方が多いかもしれない。

自分がヤメた台を、次に打った人が爆出ししているのを見てしまった・・・そんな経験のある人は非常に多いはずだ。

そんな時、「ヤメなきゃよかった」「自分が打っていれば」と強く後悔したことがある・・・そんな人も多い事だろう。

その感情自体は、スロッターとして非常に真っ当な感性であり、大いに共感したいところだ。

しかし本講座の趣旨は、繰り返すようだが「パチスロの稼ぎ方を伝える事」である。

その趣旨を前提にして、あえて厳しい指摘をさせてもらおう。

「本当の意味で稼げる打ち手になりたいなら、そんな発想は捨てるべきだ」

「捨てる」というのは、正確な表現ではないかもしれない。

「パチスロの稼ぎ方を身に付けば、自然と気にならなくなる」と言うのが、実態にそった表現だろうか。

もちろん、不適切なヤメ時を選択して、本当の意味で釜を掘られる(内部的にボーナスが成立している状態でヤメるなど)ような事は、絶対に避けなければいけない。

そういった事があった際には、二度と過ちを繰り返さない様に、しっかりと悔やんで反省してほしい。

しかし、たとえ適切なヤメ時を選択したとしても、次に座った打ち手が運よく爆勝ちする事は否応なくあり得る。

その不確実性こそが、多くのパチスロユーザーを引き付けるものであることは、スロッターなら誰でもわかる事だろう。

この講座を通して、パチスロの稼ぎ方を解説していくが、スロッターの大半はこれから説明する稼ぎ方を身に着けてはいない。

もしパチスロというものが、娯楽的に向き合っている打ち手が常に負け続けるようなものだったら、パチスロを打つのは一握りのツワモノだけになってしまうだろう。

誰にでも運よく勝てるチャンスがあるからこそ、多くの人がパチスロを打ち、その結果に一喜一憂しているのだ。

後釜の結果はあくまでも他人の運否天賦、その事を肝に銘じてほしいし、その事実を受け入れる必要がある。

でなければ、無駄なところでストレスを抱えて、その事が稼げるスロッターになるための大きな障害にもなりかねない。

後釜のことが気になって仕方ないスロッターは、稼ぎ方を知らないと言い切っても過言ではない。

裏を返せば、パチスロの稼ぎ方を心得ているスロッターは、後釜の結果など本当のところは全く気にしていない。

1日目のまとめ

  • パチンコ屋にあるスロットマシーンがパチスロ
  • パチスロの抽選は、ほとんどの場合レバーオンで行われる
  • レバーオンの抽選で良い乱数を意図的に狙う事は不可能
  • 適切なヤメ時を選択できているなら、後釜の結果は気にしない

いかがだっただろうか。

本講座はの想定受講者は、娯楽的にパチスロを楽しんだ経験のある人を想定しているため、パチスロに触れたことのない人が、初めてパチスロを打つ時の事を考えたような説明にはなっていない。

とはいえ、今回の内容はかなり初歩的な話が多かったため、すでに一定程度パチスロに関する知識を持っている人には、知っている話ばかりで退屈な内容だったかも知れない。

一方で、ある程度パチスロを打ち慣れている人であっても、改めて知ったことも多かったのではないだろうか。

1日目で一番伝えたかった事は、「パチスロはレバーオンで抽選しているが、当たりを狙う事はできないし、自分の後に打った人が爆勝ちしていても関係ない」という事。

この認識こそが、パチスロで勝てる人と勝てない人を比べた時、はっきりとわかる違いである。

パチスロで稼いでいく中には、多くの楽しみがあり、パチスロで稼げることが新たな道を切り開くことにもなる。

しかし同時に、少なくないストレスに悩まされる事もあるだろう。

そんな中で、全く不要なストレスまで抱え込んでいては、頭では理解できたとしても、心がついて行かない。

あらゆる事と同様に、パチスロで継続的に勝っていくためには、精神面のケア、メンタルコントロールは必要不可欠だ。

余計なストレスを抱え込むことなく、冷静にパチスロ稼働と向き合ってほしい。

それではここで、初回の講座を終了したいと思う。

改めて、7日間で誰でもパチスロの稼ぎ方が分かる本講座へようこそ。

今日を含めて7日間、しっかりと付いて来て欲しい。

以上、1日目終了。